小島 敬裕 (こじま たかひろ)

所属部門:社会文化相関研究部門

職  名:学振特別研究員

専門分野

E-Mail:kojima[at]cseas.kyoto-u.ac.jp

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研究関心:

  1. 中国・ミャンマー国境地域における上座仏教と社会
  2. ミャンマーにおけるローカルな仏教実践の解明
  3. ミャンマーにおける民族間・宗教間関係

研究概要:

    第一の研究対象は、中国とミャンマーの国境に位置する中国雲南省徳宏タイ族ジンポー族自治州瑞麗市の農村であり、当該地域における上座仏教と地域社会や国家との関係について長期継続調査を行っている。特に近年、中国・ミャンマー国境地域においては、中国の西部大開発政策やミャンマーの民政移管により、大きな経済的変動が生じている。そうした状況において、地域社会の仏教実践に生じつつある動態を解明することが現在の研究課題である。第二の課題は、ミャンマーにおけるローカルな上座仏教の実態を調査することである。中国・ミャンマー国境地域における仏教実践の形態は、従来の上座仏教徒社会社会研究から見ると例外としてとらえられがちである。しかし同様の実践は、時代を遡ればミャンマーの広い地域でも見られる。そこで具体的なデータから、特に近代以降のタイにおける実践形態に基づく上座仏教徒社会モデルの相対化を試みている。第三は、ミャンマーにおける山地民と平地民、仏教徒とイスラム教徒、キリスト教徒など異民族・異教徒間の関係の実態解明である。ミャンマーでは現在、異民族・異教徒間の共生的な関係の構築が急務となっており、そうした現実社会の問題解決に貢献するためのデータ収集を行っている。

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