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第154回研究会(京都大学グローバルCOE イニシアティブ3班 共催)
「インドネシア・リアウにおける熱帯バイオマス社会再生のための文理融合フィールドワーク」
【話題提供者】
水野 広祐 氏(京都大学東南アジア研究所 教授):「リアウ・プロジェクト及び調査村の概要」
増田 和也 氏(同 特定研究員):「泥炭地帯周辺における開発史」
藤田 素子 氏(同 特定研究員):「土地利用と生物多様性」
渡辺 一生 氏(同 特定研究員):「泥炭湿地林の劣化過程とバイオマス評価」
鈴木 遙 氏(同 G-COE研究員):「インドネシアリアウ州プカンバルにおける木材の流通と小売 ー製材所と小売店を中心とした人々の社会関係ー」
【コメンテータ】
バンバン・スビアント 氏(インドネシア科学院)
【日時】 2012年2月4日(金)午後3時30分〜
案内ポスター [PDF: 482KB]
【場所】京都大学稲盛財団記念館3階 中会議室
【要旨】
グローバルCOE・イニシアティブ3班では、熱帯バイオマス社会の再生を目指し、林学、生態学、人類学、社会学、情報学の研究者らによる文理融合フィールドワークを進めてきた。本研究会では、この共同研究によって得られた成果を報告し、熱帯地域の多くが直面している急激な開発に伴う様々な課題とその解決策について、文系・理系の枠を超え活発な議論を展開したい。
インドネシアには、世界の泥炭地の約1割に相当する4,000万haの泥炭地が分布しているが、この内約400万haが、スマトラ島リアウ州に広がっている。かつて、この地域は、人の手がほとんど入らない未開の地であった。しかし、1980年代以降からの大規模な森林伐採やオイルパーム及びアカシアプランテーションの造成などによって、森林面積の急激な減少や森林火災の頻発などの問題に直面している。
これらの問題は、世界的には地球温暖化や生物多様性の減少が、ローカルにおいては森林産物の減少や家屋及び農地の焼失が危惧されており、持続的な森林利用システムの構築が喫緊の課題となっている。
本報告では、リアウ州に位置する"Giam Siak Kecil-Bukit Batu Biosphere
Reserve"(2009年にUNESCOにより生物多様性保護区として認定)における森林開発過程の実態について、社会学、人類学及び地理情報学の立場から明らかにする。更に、生物多様性とバイオマスストックの観点から、現状の泥炭地環境について評価を加える。これら実態解明や環境評価から得られた結果を用いて、地域の人々が森林を保全しながも利潤を得ることが可能となるような、住民林業システムを提唱する。
*会の後には懇親会を予定しております。
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最終更新 2009/06/05
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