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スタッフ紹介スタッフ紹介河原林 洋(かわらばやし ひろし)
現在の研究関心
2008年9月10日に行われた「保津川筏復活プロジェクト2008」での亀岡市保津小学校の生徒たちによる筏組み体験の模様〈場所:亀岡市・保津川河川敷〉 京都・丹波地域を流れる保津川(桂川)は、かつて筏や舟により物資を京都・大坂へと運ぶ手段として利用され、流域住民の生活は河川と密接なかかわりを持っていた。明治期には英国の写真家、H・G・ポンティングにより景勝地として紹介されるなど、美しい景観が保たれていた。しかし、現在、保津川はゴミの不法投棄、漂着ゴミの大量発生、水質悪化や水生生物の減少など、さまざまな問題を抱えている。このことは、流域住民と河川とのつながりの希薄化の表れではないだろうか。
そこで流域をつなぐ物資輸送の魁でもあった「筏」をシンボルとして流域の「人・山・川・町」のつながりを再構築する。そのために筏士をはじめ、農林水産業を生業としてきた流域住民の伝統技術、文化、風俗を調査し、かつての「人・山・川・町」のつながりの「記憶」を現在に活用できるつながりの「知恵」として再構成する。また、「筏」をテーマとするイベントの実施等を通じて流域間交流を深め、行政、森林従事者、河川従事者、各種市民団体、企業、学校など、多様な個人・組織・団体による共同体を構築し、材木の地産地消、自然豊かな川の復元、世代間のつながりの再構築などを模索する。
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