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Center forSoutheast Asian Studies Kyoto University

スタッフ紹介

スタッフ紹介

西 真如 (にし まこと)

  • 社会文化相関研究部門
  • 特定助教(G-COE)
  • nishi@cseas.kyoto-u.ac.jp

現在の研究関心

  1. HIV/AIDS 問題、とりわけ地域社会における感染者と非感染者との共存に関わる問題
  2. 住民組織が地域社会の開発と民主主義に果たす役割

村の広場に開設されたHIVテスト・センターで、検査を呼びかける男性

これまでエチオピアにおいて、住民組織が開発資金の民主的な配分に果たす役割について調べてきた。また、同国で生活する人びとが、社会的な排除や抑圧に対抗し、民主的な社会関係を築きあげてゆく過程で、住民組織がどのような役割を果たしてきたかを考察してきた。
最近では、HIV/AIDS問題、とりわけ地域社会における感染者と非感染者との共存に関わる問題について、エチオピアの事例をもとに考えようとしている。現在のHIV/AIDS対策は、個人としての感染者に着目しつつ、集団のリスク管理及び個々の感染者のエンパワーメントを図るものが主流である。しかし実際の地域社会においては、異なる「リスク集団」に属する人々が生活をともにしている。例えばアフリカにおいては、夫婦の一方が感染者で、もう一方が非感染者であるカップルの事例が多く報告されている。人びとのあいだにある不一致(感染している/していない、感染のリスクが高い/低い)を、地域住民の相互関与によって乗り越える可能性について考えてゆきたい。